Studio27 TZ3  掲載開始:2011/10/25  完成品掲載日:2011/11/22

 
今回よりご協力いただきました、スタジオ27のアルファロメオTZ3を製作していきます。
一般的にガレージキットは敷居が高いと思われがちです。
ここでは、ある意味プラモデルより簡単であるところなど、意外と早く簡単に作れるところを紹介していきたいと思います。

まずは、離型剤(型から外れやすくするための油分)をクリーナーで落とします。

まずは、四輪はめて地面に立つことを優先して仮組みしていきます。
シャシーとボディーをねじ止め、車軸が刺さる穴を開けます。
これらすべて、あたりのモールドがありますので安心です。

ホイールがわの穴を深くします。
この辺はメーカーさんに提案ですが。
ホワイトメタルにするなら穴は深くしておいてほしいです。
真鍮の太い棒をきるのは至難の業だし、メタルの穴あけは、結構しんどいです。

ボディー、シャシーのばりを切り落として、自立しました!!
ここまでの所要時間、約30分、プラモデルではありえないですよね〜

こういう、ボディーといったいになるパーツはこの時点で接着しておきます。
ライトパーツも裏から瞬間を流して、固定しておきます。

自立してから、細かい作業を進めていきます。
クリアパーツがはいるところを塗装の厚みを考えて少し彫っておきます。ライト、ウインドウなど

細かいディティールを進めていきます。
筋彫りはエッチングソーで彫ります。
最近流行のなんとか堂とかナントカツールとかややこしいのは使いません!トライツールが一番!カーブは布団針が一番!その後は塗装前の下地作りです。
思い切って180番でやすります!
細かいのでちまちまやるのはめんどくさい!
メタリック以外は気にせずやってしまおう!

ひととおりやすりが終わればサーフェイサーを吹きます。
お勧めは、と言うかタミヤプラサフ以外は必要ありません!
エアーブラシにどっかのサーフェイサーを希釈して吹くなんて僕にはありえません!めんどくさい!
これから塗装に入ります。
ちょっとボディーいじったけどわかる?
買ってる人にはこの写真とお手持ちのボディーを見比べれば、わかります!
是非参考にしてください!

塗装です。まずはベースになる白を吹きます(何でもいいです)それから、アルファ独特の血のような濃い赤を塗るため、フィニッシャーズのディープレッドを噴きます。
それでは深みが出ないので、上からガイアのプレミアムレッドを噴きます。
いい感じのいろになりました!
写真ではなかなかわかりませんのでいつか公の場で見れるようにしたいです。

内装なども作っていきます。このパネルデカールは張れないでしょう。なんとか工夫がほしいもんです。全部塗りました。

シートベルトのエッチングは貼りやすかったです。
ホイルとタイヤも作ります。タイヤデカールの後はタミヤのセミグロスクリヤーをふくといい感じになります。
エッチングのディスクローターなんですが、はっきり言ってこれは無駄です。
作りにくいです!説明書も間違ってます!
ホワイトメタル一発ぬきに表側だけエッチングを貼り付けるタイプがいいと思います。
ドウセ見えませんから。
この辺がプラモデルとの作りやすさの差になっているのでは、メーカーさん、ご一考を。

ウィンドウパーツも切り抜いてあわせておきます。モールドのとおりきり抜くとぴったり合います!すばらしい!
ただ!写真の部分!型を取り忘れたのかな?
ボディー型で直接ヒートプレスしていると思われます!
少し大きめにきって少しづつあわせていきましょう。

研ぎ出しです。
研ぎ出しが出来ない言い訳みたいなウレタンクリアーは使いません。
ラッカークリアーで行きます。
この方が初心者にも扱いやすいです。
クリアーが乾燥したら、1200、1500、2000の順番でペーパーがけします。
耐水でもタミヤでもOKです。

後は、コンパウンドがけです。お勧めは、ハセガワの水性クリアーです。
簡単に洗い流せます。
ペーパーがけから約1時間です。

ワンポイント!この作業を楽にきれいに進めるためには、最初の塗装前のボディーをいかにきれいにやすりがけしておくかです。

乾燥機には入れません!
表面が先に乾いて中が乾かないからです。
よくありません?しばらくたってクリアーにひびがはいってきたなんて?

最終組み立てに入ります。
窓枠はデカールを最後に張るようになってますが、一体感を出すために裏側から塗り分けます。
裏側にマスキングテープを貼って切り抜き、カッティングマットの上でカッターでフリーで切り抜きます。

上で作ったマスキングシートを再度スクリーンの裏側に貼って黒を噴きます、写真のように出来上がり!

細かいパーツなどを取り付けて完成です!
最後の組み付けは、特に問題ありませんでした。
キットのイメージはプロバンスのキットを大きくしたような感じで非常に作りやすくなってます。
プラモデルしか作ったことのない方でも、簡単に入っていけると思います。
是非皆さんチャレンジしてください!模型の世界が変わります!




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