TAMIYA アメリカ M1A2 SEP エイブラムス戦車 TUSK II 掲載日 2013/3/27 完成品掲載日 2013/03/28
5,250円(税込)

今回は、何故か戦車の製作記です。
一応タイヤが付いてるし、まぁ〜ええか!
タミヤから昨年発売された「アメリカ M1A2 SEP エイブラムス戦車TUSKU」を製作します。
戦車なんて40数年振りに製作することになりますが、どうなることやら。
1.組み立て

戦車は組み立ててから塗装すると言う事をよく聞くので、とりあえず説明書に従い組み立てていきます。何のストレスもなく戦車の形になっていきます。
転輪やアーマータイル(TUSKUにはこのキットの特徴でもある、京都名物の八つ橋 みたいなパーツ)など同じパーツがたくさんあり笑えてきますが我慢して組み立てます。
2.塗装の準備

全て組み立てると、塗装しにくい箇所が出てきそうだったので、ある程度バラバラの状態で塗装します。普段は自動車、バイクを製作しているので、どうしても組み立て後に塗装するということに抵抗があるなぁ〜
クリアパーツが結構あるのでマスキングし、また、取り付けるパーツによって穴を開けておく必要があるので、ピンバイスを使用し穴を開けておきます。
3.塗装

説明書の指定では、ライトサンド(TS46)となってます。
お手軽にシュシュシュ〜と吹き付けて終わりにしても良いのですが、少しアクセントを付
けるために、最初に影になりそうな部分にサンディブラウン(クレオス)を塗装します。

次に、基本色のライトサンドを全体に塗装します。最後にライトサンドに少しホワイトを
加えたライトライトサンドをハイライト部分に部分的に塗装します。
全体の塗装が終われば、つや消しクリアを吹き付けて艶を整えるとともに汚し処理に
備えておきます。タミヤのラッカーはエナメルで擦り過ぎると剥げることがあります。
4.注意!!

このキットで一番の注意点かな?
アーマータイルを支える支柱(H11)を、説明書では工程の‘4’で接着することに なっていますが、塗装中などに簡単に折れてしまいますので、アーマータイルを取り付ける工程‘13’で接着したほうが良いと思います。
5.転輪の塗装

転輪はライトサンドで塗装し、外周をアクリルのラバーブラック(XF−85)を塗装 します。塗装が乾燥すれば、タミヤのすみ入れ塗料(ブラウン)をボルトの部分などに流し込み、綿棒で適当に拭き取っておきます。
6.キャタピラの塗装

キャタピラは説明書のとおりにタミヤアクリルのダークアイアン(XF−84)で塗装 します。塗装が乾燥すれば、タミヤウェザリングスティクの‘サンド’を擦り付けます。
その後、綿棒で適当に拭き取っていきます。なお、平面な部分も完全に拭き取らずに、少し拭き残しておきます。
7.汚し処理

車やバイクではマフラーぐらいにしか汚し処理をしませんが、戦車は汚れてなんぼ!
しかし、普段は汚すことはしないので、もうひとつ方法が分かりません。タミヤのスミ 入れ塗料のブラックとブラウンを、これまた適当に汚れそうな箇所に流し込み、エナメル用材を染み込ませた綿棒で拭き取っていきます。この時、拭き取る方向を考えながら拭き取っていきます。スミ入れ塗料での処理が終われば、次にウェザリングスティクの‘サンド’を砂のこびり付きそうな箇所に塗り付け、綿棒の先で叩いたり、 伸ばしたりして汚れっぽくします。
8.完成

汚し処理が終われば、バラバラのパーツを接着していき完成となります。
今回、タミヤさんのご好意で、戦車を久々に製作させていただきましたが、車やバイク にない面白さがありました。また、思っていたよりも作業がスピーディーに進み、気分 転換に持って来いだと思います。本来、戦車製作道はもっと奥の深いものだと思いますが、チャッチャと製作するのも悪くないと思います。
さて、次はどの戦車にしようかなぁ〜 
車ちゃうんかい!!






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